川崎は神奈川県の北東端に位置する政令指定都市であり、横浜市に次ぐ県内第二位の人口を誇ります。
また、全部で18都市ある政令指定都市の中で最小の面積であり、県庁所在地以外の都市の中では最大の人口を有する都市です。江戸時代から栄えていた歴史ある街で、古くからの閑静な住宅街が多いことが特徴でしたが、近年は東京から距離が近いこともあり、洗練された都市へと急速な発展を遂げました。
鉄道網においても、JR東海道線、京浜東北線、南武線、鶴見線、横須賀線、湘南新宿ライン、小田急線、京王相模原線、京急本線、東急線などが、市内各地に乗り入れており、交通アクセスにおいても非常に優れた地域です。
川崎市は現在、川崎区、幸区、高津区、中原区、宮前区、多摩区、麻生区の全部で7つの行政区から構成されています。
川崎の中心市街地はいくつかありますが、その中でも代表的なのが、川崎区にあるJR川崎駅・京急川崎駅周辺エリアからなる川崎都心と、高津区にある溝の口駅周辺を中心とする溝の口副都心、麻生区にある新百合ヶ丘駅周辺を中心とする新百合ヶ丘副都心、そして中原区にある武蔵小杉駅周辺を合わせた4地域になります。なお、川崎市では、武蔵小杉エリアを都心、副都心に次ぐ第三都心として指定しています。
川崎市内最大の繁華街が形成されている、川崎駅・京急川崎駅周辺には、地下街「アゼリア」、ショッピングセンター「川崎ルフロン」と「川崎DICE」、駅ビル「川崎BE」、百貨店「さいか屋川崎本店」、ショッピングモール「ラゾーナ川崎プラザ」など多数の商業施設があり、非常に賑わいを見せています。また、ミューザ川崎シンフォニーホールがオープンし「音楽の街」を目指す川崎市の拠点施設ともなりました。また、風俗街として有名な堀の内も近くにあり、多くの風俗店が集まる独特な雰囲気があります。
また、溝の口副都心は、川崎市の中央部に位置し、JR南武線・武蔵溝ノ口駅と東急田園都市線・溝の口駅を中心としたエリアです。主に川崎市北部の行政および商業の中核機能を担っています。そして、もう一つの副都心である新百合ヶ丘副都心は、小田急小田原線、多摩線の分岐駅である新百合ヶ丘駅を中心としたエリアで、南口には、サティ・ビブレや、新百合ヶ丘エルミロード、イトーヨーカ堂、OPAなどの大型商業施設が集まっています。近年では、日本映画学校が駅前に移転したことをきっかけに、KAWASAKIしんゆり映画祭が開催されるなど、映像芸術の中心地としても発展を遂げている街となっています。
なお、川崎市内には数多くの観光スポットがありますが、その中で最も有名なのが川崎大師です。関東を代表する厄除け寺として知られており、毎年正月には多くの初詣客で賑わいを見せています。
また、2001年まで川崎にホームスタジアムを持っていたJ1チーム「ベルディ川崎(現東京ベルディー)」の他、現在も川崎をホームスタジアムとする「川崎フロンターレ」も知名度は高いです。